杣谷 夏希

人と人とのつながりが強く感じられる、それが農業

人々のため、環境のためにも良い仕事をしている

私は農業とはまったく関係のない学部出身なのですが、合同説明会でグリンリーフ社長の澤浦の話を聞く機会があり、それをきっかけに農業に興味を持ち始めました。食を通じて人々の生活を支える仕事をしてみたい、と思ったのです。
仕事を始めてからは、打ち合わせのために生産者様のところへうかがうことも多いのですが、ある方に言われた「別に用がなくても、こっちに来たら寄りなよ」という言葉は、私の心に強く響きました。中には「仕事以外で関係者に会いに行くなんて嫌だ」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、仕事抜きでも会いに来いというのは、相手がそれだけこちらを信頼している証だと思います。
当社に協力していただいている生産者の方は、農薬をあまり使わない農業を行っています。それは大地にとっても良いことだし、そこで採れた野菜を食べる人間にとっても良いことです。入社前は「食を通じて人々の生活を支える仕事をしたい」と思っていた私ですが、今は「人だけでなく、環境にとっても良いことをしている」という実感を持っています。

新商品が好評だと、苦労が報われた気がする

現在、私は資材管理課で資材(加工品の原料、塩や砂糖などの副原料、包材など)の発注、荷受け、各現場への出庫を担当。こちらに不備があると、社内の様々な方に迷惑をかけてしまうことになるので、日々、責任を自覚しながら仕事に取り組んでいます。
資材担当として、新商品の開発に携わることもあります。ゼロの状態から開発した商品がようやく完成し、お客様の商品カタログに載ったり、あるいは店頭に並んだのを見たりすると、とても大きな達成感を感じます。そして、何ヵ月もかけて完成させた商品が、お客様からも大好評だったときには「また次も頑張ろう」と思うのです。
なお、この会社には女性のパートさんが多く、お昼時にはみんなでつくってきた料理を持ち寄って食べることが多いです。自分で採った山菜を天ぷらや漬け物にして持って来たり…。そんなところに家庭的な暖かさを感じます。それに、生産者様のところへ行くと、余った野菜をいただけたりもするので、これも当社ならではの魅力と言えるのかも知れません。

一日の流れ

  • 8時

    出社。
    事務所でメールや書類のチェックを行う。
  • 9時

    工場内の朝礼。
  • 9時30分

    午前中の作業開始。
    倉庫内の在庫をチェックし、不足しそうなものを発注。
    自社製品に使うラベルを検査室で印刷。
    他に社内資料の入力や納品書の整理などを行う。
  • 12時~13時

    昼食。
  • 13時

    午後の作業開始。
    社内の打ち合わせに参加。
    工場内で原料のチェックや製品の食味の確認などを行う。
    夕方まで、事務所と工場を行き来しての作業が続く。
  • 17時

    事務所で仕事。
    1日の作業確認や翌日の準備など。
  • 19時

    退社。

屋外でのアクティブな活動が好きな杣谷は、群馬の自然豊かな環境を満喫している。夏は川下りをやり、こちらに住むようになってからは冬にスノーボードをするようになった。また、大型バイクも所有しており、時には仲間と一緒にツーリングに出かけることもあるそうだ。さらに、夏は様々な祭で神輿担ぎも行っている。